図書館好きなら絶対外せないワシントンDC 4つの素晴らしい図書館




世界には、驚くほど荘厳な図書館、ため息が出るほど美しい図書館、目を見張るほどユニークな図書館がたくさんあります。

 

ロンドンのように、ひとつの都市に数え切れないほど多くの素晴らしい図書館を所有している名所もあります。

 

今回紹介するワシントンDCは、(観光客にとって)多くの図書館があるわけではありませんが、ワシントンDCの図書館には、歴史上最も重要な文書や文献がいくつかあります。

 

ワシントンDCの最高に素晴らしいの図書館で、最高の文献とともに最高の体験をするためのガイドをお読みください。

 

ワシントンDCで訪れたい4つの素晴らしい図書館

 

    1. 米国議会図書館(国立図書館)
    2. フォルジャー・シェイクスピア図書館(専門図書館)
    3. リッグス図書館(大学図書館)
    4. ジョージタウン公共図書館(公共図書館)

 

米国議会図書館(Library of Congress)

 

アメリカで最も古い連邦文化機関である米国議会図書館は、研究と建築の両面においての驚異的な図書館です。

世界で最も有名で最大の図書館のひとつです。

 

様々な視点から選出する世界で最も優れた図書館のひとつとして多数のリストにランクされているため、訪問するために特別な意図がなくても、訪れる価値があります。

 

建築の愛好家のみなさんは、建物に足を踏み入れると、大理石のホール、壁画、コリント式の柱がある印象的なボザール様式の建築物を見ることができます。

愛読家のみなさんは、トーマス・ジェファーソンのオリジナルコレクションや、グーテンベルク聖書を見ることができます。

 

図書館には、3700万冊の書籍やその他の印刷文書、350万件の記録、1400万枚の写真、500万枚以上の地図、700万枚以上の楽譜、6900万枚の原稿を含む1億6千万件が所蔵されています。

 

米国議会図書館は、芸術と建築のガイド付きツアーがあります。

 

米国議会図書館(Library of Congress)

開館時間:8時30分〜16時30分
休館日:日曜日
Wi-Fi:図書館のスペース(閲覧室、展示スペース、会議室)で利用可
カフェ、レストランなど飲食スペース:あり(こちら
ホームページ(英語) :https://www.loc.gov/

 

フォルジャー・シェイクスピア図書館(Folger Shakespeare Library)

 

フォルジャー・シェイクスピア図書館は、現在、複数年にわたる建物の改修が開始されたため閉鎖中です。

 

ワシントンDCのキャピトルヒルにあるこの図書館は、ウィリアム・シェイクスピアの世界最大のコレクションを収容している独立した研究図書館です。

 

おもに、ウィリアム・シェイクスピアの印刷物、近世初期の貴重なリポジトリで、珍しいルネッサンスの本、原稿、芸術作品の主要なコレクションも収容しています。

 

この図書館は国際的に認められた研究図書館であり、人文科学の高度な学術プログラムを提供しています。

 

図書館の内部は、エリザベス朝時代のスタイルを反映し、劇場、音楽、詩、展示会、講演会、上映会など、数多くの文化および芸術プログラムがあります。

 

本来、公共図書館や公共の文化センターなどが開催するような公共ならではの文化的活動や体験を、地域住民と訪問者が一緒に体験できる特別な図書館です。

 

フォルジャー・シェイクスピア図書館は、国立史跡に登録されています。

 

フォルジャー・シェイクスピア図書館(Folger Shakespeare Library)

開館時間:現在、複数年にわたる建物の改修が開始されたため閉鎖中です。
休館日:日曜日
Wi-Fi:
カフェ、レストランなど飲食スペース:
ホームページ(英語) :https://www.folger.edu/

 

リッグス図書館(Riggs Library)

 

リッグス図書館は、1891年から1970年までジョージタウン大学の主要図書館でしたが、その役割は、ラウインガー図書館(Joseph Mark Lauinger Library)に引き渡し、書籍を保存するという元の機能を引き続き残したまま、現在ではおもに正式なイベントスペースとして使用されています。

 

E.フランシスリッグスが、自身の父と兄弟の記念碑として資金を提供し、建築はヒーリーホールと議会図書館を設計した建築家のポールペルツが監督しました。

 

アメリカ国内で数少ない現存する鋳鉄建築の図書館のひとつとして、「美しい図書館」などのリストの常連です。

 

リッグス図書館(Riggs Library)

開館時間:
休館日:
Wi-Fi:
カフェ、レストランなど飲食スペース:
ホームページ(英語) :https://www.library.georgetown.edu/libraries/riggs

 

ジョージタウン公共図書館(Georgetown Neighborhood Library)

 

ジョージタウン公共図書館の特徴は、古い建物が持つ独特な魅力とパネル張りの木製の壁です。

 

この図書館は建築的な特徴に加え、公立の図書館では珍しく、ユニークな選書、リソース、雑誌のコレクションを誇っています。

 

1階と2階は毎日営業しており、3階は特別なコレクション・セクションです。

 

図書館は川を見下ろす高い丘の上にあり、読書に最適です。

毎週木曜日午後2時に、ストーリーテリング、読み聞かせ、音楽クラスなどの児童サービスのイベントが開催されています。

 

ジョージタウン公共図書館(Georgetown Neighborhood Library)

開館時間:
休館日:
Wi-Fi:
カフェ、レストランなど飲食スペース:
ホームページ(英語) :https://www.library.georgetown.edu/libraries/riggs

 

まとめ

 

図書館好きなら絶対外せないワシントンDC 4つの素晴らしい図書館

 

今回ピックアアップした図書館は、偶然にも、国会図書館、専門図書館、大学図書館、公共図書館という異なる位置付けの4選となりました。

 

アメリカ合衆国という超大国の首都であるワシントンDCは、アメリカの政府所在地として国際的に強大な政治的影響力を保持する世界都市です。

 

図書館もまた、単に建築的な美しさにとどまらず、所蔵するアーカイブやそれぞれの図書館がもつ文化サービスにも注目して欲しいです。

 

下記の地図をみてのとおり、ホワイトハウスを挟んで東西に分かれているため、1日で回るのは難しいかもしれませんが、ワシントンDCに行く際には、ぜひ訪れてみてください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA