本を持ってひとりで訪れたい ウィーンのカフェ8選




 

「コーヒー・ハウス」で過ごすことは、ウィーンの人たちにとって重要な娯楽です。

 

ドアでコートを掛け、快適な座席に落ち着いて、静かな午後を楽しむのです。

 

 

旅先では、少しでも多くのスポットを訪れようとあくせく動き回るという人も、ウィーンでは少し立ち止まって、居心地の良いカフェでゆっくりコーヒーを飲みながら読書でもしてみませんか?

 

ウィーンのカフェ文化

 

ウィーンには、200軒以上のカフェがあり、ハプスブルク時代の栄華を感じさせる「ウィーンのカフェ文化」は、ユネスコの無形文化財に指定され、オーストリア観光局やウィーン観光局も観光客に対してカフェをおすすめしています。

 

ウィーンのカフェ文化は、1683年、包囲攻撃に失敗したトルコ軍が撤退した時に、大量に残されていたコーヒー豆の入った袋を、ウィーンの人々は戦利品として手に入たことからはじまるといわれています。

 

スパイとして宮廷に雇われていたイスタンブール生まれの人物がその豆を利用して、1685年にウィーンにカフェを初めて開業し、真のコーヒーの味を市民に伝えたのがウィーンのカフェ文化の始まりだと言われています。

 

オーストリアの文化は多くの点で保守的ですが、それは伝統への献身ともいえます。

 

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2018年9月20日

 

本を持ってひとりで訪れたいウィーンのコーヒーハウス

 

ウィーンのカフェは、お店ごとにさまざまな特徴があります。

ハプスブルク家御用達のケーキを誇る「コンディトライ」、19世紀末からまったく変わらないインテリアで文化を継承するカフェなど、それぞれに特色があります。また、家族や友人と訪れるようなレストランに近いカフェもあれば、ひとりで訪れて、新聞に目を通したり、本を読むなど静かに過ごすのにおすすめのカフェもあります。

 

この記事では、後者の新聞に目を通したり、本を読むためにおすすめの静かに過ごためにおすすめのカフェをリストしました。

 

Café Sperl(カフェ・シュペール)

 

カフェ・シュペールは、ウィーンで最も本格的なカフェのひとつで、1880年のオープン以来、ほとんど変わっていません。

 

エレガントでアンティークな雰囲気に、心地よいコーヒーの香り、木細工のフローリングと色あせたファブリックのソファは紛れもないウィーンの装飾です。

 

 

© Vienna Tourist Board

 

ウィーンには同様の洗練された感覚を持ったコーヒーハウスがたくさんありますが、カフェ・シュペールは再建も近代化もされていない唯一のコーヒーハウスです。

 

観光地の郊外にあり、観光客が少なく、メニューには伝統的なオーストリア料理が用意されています。

 

Café Prückel(カフェ・プリュッケル)

 

ウィーンで最も象徴的なカフェのひとつであるカフェ・プリュッケルは、シュタットパーク(第1地区のRingstraßeからLandstraßeの第3地区のHeumarktまで伸びる大きな市立公園)に隣接しており、日が沈むと、建物の角のネオンサインでその場所を認識できます。

©Café Prückel

 

パステルカラーで飾られた店内は、1950年代の雰囲気が漂います。

 

Café Central(カフェ・セントラル)

 

ウィーンを象徴するような店内を持つカフェ・セントラルは、1880年からサービスを提供しています。

ウィーンの旧市街地中心の宮殿の中にあり、観光客に最も人気のコーヒーハウスのひとつです。

そのため、賑やかさは否めませんが、急降下する大理石のアーチと洗練された寄木細工の床を誇るインテリアは、アットホームな居心地のよさよりも壮大で厳粛な雰囲気があり、ひとりで静かに過ごすのにもおすすめです。

 

© Vienna Tourist Board

 

かつて、オーストリアの精神科医ジークムント・フロイト、20世紀オーストリアの建築家アドルフ・ロース、政治家のレフ・トロツキーなどが通いました。

 

Cafe Kafka(カフェ・カフカ)

 

1908年に設立されたカフェ・カフカは、インテリアの古さと明度を落とした照明によって醸し出される雰囲気が魅力的です。

©︎Café Kafka

 

インテリアは居心地の良いソファと興味をそそるアンティークポスターで、リラックスできる環境を提供しています。

 

素朴で古い学校の魅力があり、ウィーンの若者に人気のカフェです。

 

Café Diglas(カフェ・ディグラス)

 

カフェ・ディグラスも、観光客に最も人気のカフェのひとつです。

ランチタイムは家族連れなどで賑やかになるので、ひとりで静かに過ごしたい人は朝または夕方の利用がオススメです。

 

外観は落ち着いたピンク色の壁がおしゃれにウィーンの街に溶け込んでいて、店内はアンティークで洗練された雰囲気があります。

 

Café Weimar(カフェ・ワイマール)

 

カフェ・ワイマールの歴史は1900年にさかのぼり、ドアを開けて店内に足を一歩踏み入れると、当時にタイムスリップできるほど変わっていません。

 

© Vienna Tourist Board

 

夕方にはコンサートが行われ、オペレッタとジャズが最も人気のあるジャンルです。

 

Café Korb(カフェ・コルブ)

 

この60年代スタイルのカフェ・コルブは、まさにお一人様にぴったりのカフェです。

 

© Austrian Tourist Board

 

壁にモノクロの写真や肖像画、いくつかの風変わりな装身具が飾られていますが、賑やかにならず洗練された雰囲気を醸し出しています。

 

Café Jelinek(カフェ・ジェリネック)

 

60年代の雰囲気があるカフェ・ジェリネックは、トレンディなマリアヒルフ地区の住民の間で人気があります。

©︎cafe Jelinek

小さな店内に、数少ない座席、また郊外にあることから、静かに過ごすには最適の場所です。

 

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