大学図書館に行こう! 大学図書館を一般利用するポイントや注意点など 




文部科学省のデータによると、学外者の利用を認めている大学図書館はおよそ全体の93.7%だそうです。

ほとんどの大学図書館が一般利用できるのです。

 

大学の知的な雰囲気を楽しむうえで、図書館は格好のスポットです。

 

公共図書館では享受できない 大学図書館ならではの魅力

 

公共図書館は、誰でも制限なく行きたい時に行き、利用することができますね。(月曜日は休館日で、そのほかにも図書館によって休みの日もあります。)

 

大学に通ったことがあれば大学図書館も身近な施設のひとつになり得ますが、大学に通ったことがない人にとっては足を踏み入れる機会さえないかもしれません。

 

この記事を書いているわたしは、専門系の短期大学を卒業し、その後大学図書館に勤務することになったのですが、そのときにはじめて大学図書館ならではの魅力と、意外な敷居の低さを知ることになりました。

(通っていた短大の図書館は、高校図書室のようなこじんまりとしたもので、大学の附属図書館とは規模が違いました。)

 

そう、大学図書館には、大学図書館ならではの魅力があるのです。

 

大学図書館の魅力その1:専門分野の資料の充実

 

大学図書館は、まず、その大学の学部学科と関連する資料が充実しています。

 

学生は、所属する学部学科の学問領域について日々学習しており、その学生に対して学習の機会を不足なくサポートするのが大学図書館の役割のひとつなです。

また、学生に限らず研究をする教員のための施設でもあります。

そのため、必然的にその大学の専門に関連する資料が充実しています。

 

芸術系の稀少本が見つからない? 美大・芸大の図書館利用について

2018年12月13日

 

大学図書館の魅力その2:アカデミックで自然にあふれた環境

 

大学図書館のもうひとつの魅力として、もちろん!「大学の環境」があります。

 

大学の附属図書館は大学のキャンパスの中にあります。

 

大学のキャンパスはアカデミックな雰囲気の中にたくさんの自然もあって、とても素晴らしい環境なのです。

春にはどのキャンパスも桜の木が満開で本当に癒されます。

 

また、学生食堂を一般利用できる大学もありますので、キャンパスの雰囲気を全体的に楽しみながら大学図書館を利用することもできます。

 

大学図書館 来館前にチェックしておくべき事項

 

大学によって一般利用の条件は様々ですが、大まかに言うと、

 

国立大学=一般利用に寛大

私立大学=総合(中央)図書館の所在地であるキャンパスと同じ地域に住所がある人のみ利用できる

このような所が多いです。

 

それでも、私立大学でも利用できるところはたくさんありますし、必要な資料がその大学にしかない場合は、最寄りの公共図書館から閲覧依頼を出せば利用を認めて貰えることが多いです。

 

利用する図書館の利用可能範囲

 

このように、利用条件はそれぞれの図書館によって異なります。

 

地域住民のみ限定して開放しているところもあれば、閲覧利用は可能だけれど貸出はできないという図書館もあります。

また、有料の「図書館利用カード」を作成することで貸出が受けられるようになる図書館もあります。

ですから、まずは利用したいと考えている大学図書館のホームページを事前に調べてみましょう。

 

図書館ホームページの中に「一般利用について」「学外者の利用について」というページがあると思うので、そのあたりを探してみてください。

 

 

利用する図書館の開館状況

 

また、利用したい図書館の開館状況を確認してから行くようにしましょう。

 

公共図書館は毎週月曜日が休館ですが、大学図書館の休館日はそれぞれ異なります。また、それ以上に開館時間にはもっと統一性がないので、訪れる前に開館スケジュールと時間を確認することをおすすめします。

特に、夏季休暇に当たる時期(8〜9月)と冬季休暇に当たる時期(2〜3月)はご注意ください。

 

目的の図書館が遠方である場合、自分のためにもぜひ事前に確認しておきたいですね。

 

利用する資料の所蔵状態

 

大学図書館の一般利用は、原則的には、その図書館にある資料を利用することです。

大学図書館は、公共図書館にはないユニークさや美しさが魅力の建築や空間持つところが多く、それを目的に訪問する利用が最近は多いですが、原則的には、図書館の機能の利用が許可されているのです。

 

もし、利用したい資料が公共図書館になくて、そのためにどこかの大学図書館を利用するという場合、その資料を大学図書館HPのOPAC(蔵書検索システム)で検索し、きちんと所蔵されているか、貸出中ではないかを確認してから行くようにしましょう。

 

大学図書館を一般利用するときの注意点

 

大学図書館は、本来は、その大学に所属する人たちの学習・研究の場です。

試験期間など利用の制限がある場合があるので、必ず事前に確認をするか問い合わせをするようにしてください。

 

また、先にも書きましたが、大学図書館の建物や空間に魅力を感じて利用したい人もいると思いますが、持ち込み資料での席のみの利用は(おそらく)すべての図書館で禁止されています。

 

大学図書館の魅力的なサービスを享受する上で、大学図書館の性質や特徴、運営目的をよく理解することは大切なことです。

 

大学図書館には大学図書館ならではの魅力がありますが、大学図書館ならではの配慮や意識しておくべきマナーもあるということですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA