大学図書館って誰でも利用できる? 愛知県の国立大学附属図書館について




特定の専門分野の資料については、公共図書館よりも大学の附属図書館の方が充実しています。

 

そのため、探している本(資料)が最寄りの公共図書館になくて、大学図書館を利用したいということがあるかもしれません。

 

大学によって一般利用の条件は様々ですが、大まかに言うと、

国立大学=一般利用に寛大

私立大学=総合(中央)図書館の所在地であるキャンパスと同じ地域に住所がある人のみ利用できる

 

このような所が多いです。

 

私立大学においても、必要な資料がその大学にしかない場合は、最寄りの公共図書館から閲覧依頼を出せば利用を認めて貰えることが多いです。

 

また、どこかの教育機関に所属している職員や学生の方は、まずは、自分が所属している学校の図書館に相談してみてください。

 

本来は、その大学に所属する人たちの学習・研究の場です。

試験期間など利用の制限がある場合があるので、必ず事前に確認をするか問い合わせをするようにしてください。

 

今日は、愛知県の国立大学附属図書館(大学図書館)について詳しくみていきましょう。

 

愛知県の国立大学附属図書館の利用について

 

愛知県に附属図書館を所有する国立大学は、下記の4大学あります。

  • 名古屋大学(愛知県名古屋市千種区)
  • 愛知教育大学(愛知県刈谷市)
  • 名古屋工業大学(愛知県名古屋市昭和区)
  • 豊橋技術科学大学(愛知県豊橋市)

 

愛知県に附属図書館を所有する国立大学の図書館利用について下記の情報をみていきます。

 

  • 所在地(総合図書館、中央図書館があるキャンパス)
  • 利用条件
  • 当日の利用方法

 

 

 

一般利用(学外者の利用)ができる愛知県の図書館

 

名古屋大学(愛知県名古屋市千種区)

 

東山キャンパス(名古屋市千種区)

※千葉市中央区亥鼻の亥鼻キャンパスに附属図書館亥鼻分館あり

名古屋大学附属図書館中央図書館のアクセスはこちら

 

名古屋大学附属図書館の利用条件

 

学術にかかわる学習・研究を目的とし、名古屋大学附属図書館中央図書館所蔵の資料を利用する場合、利用することができます。

座席の利用等、施設のみの利用はできません。

幼いお子様を連れての利用はご遠慮ください。

7-8月および1-2月は本学試験期対応期間中のため、この期間を避けてご利用ください。(中央館開館日程表をご確認ください。)

一般の図書館利用者向けの駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください 。

 

名古屋大学附属図書館の利用証(利用者カード)の作成について

 

「中央図書館利用証」を発行することで、継続利用(1年)と館外貸出が出来ます。

 

下記の条件があります。

  • 学術にかかわる学習・研究または調査テーマをもっていること
  • 継続して3ヶ月以上中央図書館の資料を利用すること
  • 他大学等の学部学生・大学院学生(非正規学生を含む)、専門・各種学校生、高校以下の生徒、浪人生、予備校生、受験生ではない。(放送大学・通信制大学学生のみ発行可)

 

利用証作成方法:身分証明書(運転免許証、健康保険証、外国人登録証やパスポートなど公的機関が発行した住所の確認できる証明書)を持参し、受付に「中央図書館利用証交付申請書」をあわせて提示。

受取期間内(申請日の1週間後~3ヶ月後)に受付カウンターで受領してください。

 

注意事項などありますのでこちら「新規申請手続き(初めてカードを作るとき)」をよくお読みください。

 

名古屋大学附属図書館の当日の利用方法

 

玄関ロビーに用意してある「中央図書館閲覧申込書」を記入のうえ、身分証明書を提示。

 

 

▼名古屋大学附属図書館の一般(学外者)利用について

名古屋大学附属図書館>>中央図書館利用案内[学外の方へ]

▼名古屋大学附属図書館の「利用証」発行について

名古屋大学附属図書館>>中央図書館利用案内>>学外の方へ[カード(中央図書館利用証)の発行]

 

 

愛知教育大学(愛知県刈谷市)

 

愛知教育大学のアクセスはこちら

附属図書館のキャンパスマップはこちら

 

愛知教育大学図書館本館の利用条件

 

大学の教育・研究に支障のない範囲で、地域に開かれた大学図書館として、図書館資料を学外の方にも
有効に利用していただくことを目的としています。

試験期等、本学の教育・研究に支障があると判断される期間等については、学外の方の利用を制限する場合があります。

中学生以下の方は、保護者同伴で利用ができます。

 

愛知教育大学図書館本館の利用証(利用者カード)の作成について

 

「利用許可証」の交付を受けることで、貸出を受けることができます。

ただし、下記の条件を満たしていることが必要です。

  • 18歳以上および高校生
  • 愛知県内に在住・在学または在勤している方
  • 隣接県に在住し、来館しての返却が可能な方

 

利用者証の交付:住所・氏名等の確認ができる書類(運転免許証,健康保険証,社員証,学生証,生徒手帳など)を提示し、「利用許可願」により申請。

 

愛知教育大学図書館本館の当日の利用方法

 

閲覧室ゲート横に備付の「学外の方利用受付票」に記入の上、利用許可証(貸出カード)または身分証明書を提示してください。

 

▼愛知教育大学附属図書館の一般利用について

愛知教育大学附属図書館>利用案内:学外の方

▼愛知教育大学附属図書館の「利用証」発行について

愛知教育大学附属図書館>利用案内:学外の方[利用者証の交付]

 

 

名古屋工業大学(愛知県名古屋市昭和区)

 

名古屋工業大学のアクセスはこちら

図書館へのキャンパスマップはこちら

 

名古屋工業大学図書館の利用条件

 

学術・研究などの目的で資料の閲覧、複写、貸出などを希望される方は、大学での教育、研究に支障のない範囲で図書館を利用することができます。

ただし、原則として図書館資料の利用を目的とするので、受験勉強や単に座席を利用するだけの方、お子様連れでの入館はできません。

 

 

名古屋工業大学図書館の利用証(利用者カード)の作成について

 

「利用証」の発行により、館外貸出、継続利用ができます。

利用期間は当該年度内ですが、更新手続きが可能です。

 

名古屋工業大学図書館の当日の利用方法

 

カウンターにて、学外者利用申請書に記入。

入館バッジを渡されるので、館内では、必ずよく見えるところに付けてください。

退館時にバッジを返却。

 

 

▼名古屋工業大学図書館の一般利用について

名古屋工業大学図書館>利用案内>図書館を利用する:学外の方へ

 

▼名古屋工業大学図書館の一般利用について

名古屋工業大学図書館>利用案内>図書館を利用する:学外の方へ[利用証の発行]

 

豊橋技術科学大学(愛知県豊橋市)

 

さいたま市桜区

豊橋技術科学大学附属図書館の利用条件

 

学外の教育・研究に従事されている方および一般市民の方々にも図書館を開放しています。

豊橋技術科学大学附属図書館の利用証(利用者カード)の作成について

 

「図書館利用証」を発行してもらうことで、貸出と継続利用が受けられます。

 

本人確認書類(運転免許証・保険証など。名刺は不可。)をカウンターに提示し、「附属図書館利用願」を提出。

「図書館利用証」の利用期限は当該年度の3月31日までですが、カウンターに「図書館利用証」と身分証明書を提示の上、継続手続きができます。

 

豊橋技術科学大学附属図書館の当日の利用方法

 

2014年6月以降に発行された「図書館利用証」をお持ちの場合は、「図書館利用証」で入館ゲートを通過できます。(来館時のカウンターでの手続きは不要です。)

「図書館利用証」をお持ちでない場合は、カウンターで入館手続きをし学外者用の入館カードで入館します。

 

▼豊橋技術科学大学附属図書館の一般利用について

豊橋技術科学大学附属図書館 利用案内(一般の方用)

▼豊橋技術科学大学附属図書館の「利用証」発行について

豊橋技術科学大学附属図書館>利用案内>学外の方へ[利用手続き:図書館利用証の作成・継続

 

 



 

愛知県の国立大学附属図書館の一般利用についてまとめ

 

愛知県の国立大学図書館の一般利用について

  • 所定の手続きを行えば、入館はすべての図書館で許可されています。
  • 閲覧席(座席)のみの利用は、すべての図書館でお断りしています。
  • その他の各図書館の条件などは以下の表を参照。

 

身分証などの提示 利用証の発行 資料の貸出
名古屋大学 あり 利用証の発行で可
愛知教育大学 あり 利用証の発行で可
名古屋工業大学 不要(?) あり 利用証の発行で可
豊橋技術科学大学 不要(?) あり 利用証の発行で可

 

関東の国立大学附属図書館の「一般利用(学外者の利用)」リンク集

 

 

>>そのほかの「大学図書館の情報」はこちら

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