国立国会図書館関西館が所在し、観光客も多く訪れる京都の図書館のWi-Fiサービスについて一覧表で紹介します。
図書館によって提供しているWi-Fiサービスは異なりますので、参考にしてみてください。
京都に旅行や出張で行かれる方、ぜひ活用してみてくださいね。
Wi-Fiが使える京都の図書館 一覧
図書館名 | Wi-Fiサービス | 使い方 | |
国立 | 国立国会図書館関西館 | FREESPOT | カウンターで申請 |
府立 | 京都府立図書館 | あり(サービス不明) | 閲覧室南側のエリアのみ |
京都市 | 市立中央図書館 | KYOTO Wi-Fi | こちら |
市立右京中央図書館 | |||
伏見中央図書館 | |||
醍醐中央図書館 | |||
北図書館 | |||
左京図書館 | |||
岩倉図書館 | |||
宇治市 | 市立中央図書館 | KYOTO Wi-Fi予定 | 準備中・・・ |
東宇治図書館 | |||
西宇治図書館 | |||
福知山市 | 市立中央図書館 | あり(サービス不明) | 要問い合わせ |
私立 | 京都国際マンガミュージアム | KYOTO Wi-Fi | カウンターで申請 |
ビジネスマンや研究者などの利用が多いと考えられる国立国会図書館では、東京の本館と同じFREESPOTを導入しており、無料で簡単に接続できるようになっています。
観光都市として人気の高い京都市は、2016(平成28)年4月16日から「KYOTO Wi-Fi」のサービスを開始しています。
地下鉄を中心に、各公共施設でも利用が広がっており、京都市の隣の宇治市でも「KYOTO Wi-Fi」が拡大しています。
宇治市の図書館はまだどこも導入していませんが、近々使用できるようになることが予測されます。
「KYOTO Wi-Fi」に詳細については後述しています。
しかし、全体的にはWi-Fiサービスが充実しているとは言い難い環境だと思います。
図書館Wi-Fiサービス情報の見つけ方
図書館のWi-Fiサービスの情報を見つけるにはコツがあります。
- 図書館のWi-Fi(無線LAN)サービスについては、図書館ではなく図書館を管轄している自治体のホームページに掲載されていることが多いです。
- 「Wi-Fiサービス」ではなく、「公衆無線LANサービス」と明記されていることが多いです。
各Wi-Fiサービスの設定方法
京都の図書館のWi-Fiサービスは、
- FREE SPOT
- KYOTO Wi-Fi
現在のところ、この2つのサービスしか確認ができていません。
また、京都府立図書館と福知山市立中央図書館がどのWi-Fiサービスを提供しているのか今の所確認できていません。
FREE SPOTの使用方法
お使いの端末のWi-Fiを有効にしておけば、FREESPOTのSSID接続画面が自動的に立ち上がります。
▼接続手順
FREESPOT公式サイト
FREE SPOTは事前契約が不要ですが、登録のためのメールアドレス(または、フェイスブック、グーグル、ヤフーのいずれかのアカウント)が必要です。
KYOTO Wi-Fi使用方法
「KYOTO Wi-Fi」は、京都市産業観光局と連携した事業者が提供するWi-Fiサービスです。
事前契約が不要ですが、登録のためのメールアドレス(または、フェイスブック、グーグル、ヤフーのいずれかのアカウント)が必要です。
だれでも無料で、簡単に24時間利用することが出来ます。
市バス停,地下鉄,公共施設で利用する場合は、30分ごとに「認証手続き」が必要となります。
▼詳細はこちら
KYOTO WiFiについて
まとめ
図書館で無料Wi-Fiは使える? Wi-Fi が使える京都の図書館
- 図書館のWi-Fi-サービスについての情報は、図書館を管轄している自治体のホームページに掲載されていることが多い
- 京都の図書館では、Wi-Fiのサービスが充実しているとはいえない
- 京都市を中心に「KYOTO Wi-Fi」のサービスが拡充している。
京都市は、北区、上京区、左京区、中京区、東山区、下京区、南区、右京区、伏見区、山科区、西京区と11の行政区があります。
その中で、図書館と同じ自治体の市役所や美術館・博物館などでWi-Fiを導入しているのに図書館はサービスを提供していないところがいくつかあります。
スペースの問題でパソコン利用や長時間利用が出来ない図書館なのかもしれません。
マクドナルドとスターパックスは、無料Wi-Fiが使用可能な店舗をアメリカ国内におよそ2万3000店かまえており、これは同じく無料のWi-Fiを提供している公共図書館の総数より多い。
宿題を終えるためにファストフードレストランへ行かざるをえない状況に子どもたちを追い込むべきでない。
ジョン ポールフリー著 2016.『ネット時代の図書館戦略』 原書房
以上はアメリカの例ですが、KYOTO-Wi-Fiの利用可能エリア一覧を見れば、まったく同じ状況だということがわかります。
今の時代、情報リテラシーが高ければ高いほど、インターネット情報と図書館資料の両方を使って調査や学習をするのは当たり前です。
図書館で、パソコン、資料、インターネット情報がすべて使えないのは不自然なことです。
また、ネットや有料メディアなど、情報アクセスへの格差解消も図書館の役割のひとつとして存在します。
図書館で無料Wi-Fiのサービスがさらに広がることを期待しています。
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