図書館がでてくる児童書のアーカイブ

このページでは、図書館が登場する児童書を一覧で紹介します。

ここで紹介されていないものでご存知の児童書があれば、ぜひ教えてくださいね。

 

児童書とは

 

児童図書(children’s book)

 

乳幼児から小学生、中学生くらい(0歳から13、14歳くらい)の読書興味や読書レベルにあった図書。

児童書、子どもの本ともいう。

【参照】 図書館情報学用語辞典(第4版)

 

児童図書は「絵本」や「ヤングアダルト図書」も含まれ、子ども向けの図書の中でもっとも広範囲の図書を指します。

 

そのジャンルは、

  • 絵本
  • 児童文学
  • 伝記
  • 科学の本
  • 実用書
  • レファレンスブック

などがあります。

 

図書館で「児童書」を探す方法

 

児童文学は、日本十進分類法(NDC)ではこちらで紹介した小説と同じく9類に分類されます。

 

しかし、子どもの頃から図書館に通っていた方はお分かりかと思いますが、たいていの図書館は一般の小説と子ども向けの本は場所が分かれています。

 

すなわち児童書の請求記号は、各図書館(各自治体)の分類方法によって異なりますが、だいたい下記のような分類になっていると思われます。

 

児童コーナーの分類方法
  • 絵本=「E」または「エ」+著者の名字の頭2文字
  • 児童書=著者の名字の頭2文字または、NDC+著者の名字の頭2文字
  • ヤングアダルト(青少年向け)=JBまたはY+著者の名字の頭2文字

※外国人作家の場合「名前・苗字」で表記されることが多いですが、この場合も請求記号は苗字の頭文字です。

 

 

 

ぜひ、図書館でお目当の児童書を探して見てくださいね。

 

 

図書館がでてくる児童書

 

児童書の請求記号は各図書館によって異なりますが、多くの図書館では、

著者の名字の頭2文字または、NDC+著者の名字の頭2文字

にしています。

気をつけたいのは、外国人作家の場合「名前・苗字」で表記されることが多いですが、この場合も請求記号は苗字の頭文字になるところです。

 

図書館がでてくる児童書

 

 

 

出版年順(新しい順)

 

請求記号は各図書館によって異なる場合がありますので、利用する図書館のOPACでもご確認ください。

 

タイトル。著者名 請求記号 図書館場面
「雨ふる本屋と雨もりの森」
日向 理恵子
913/ヒナ 黒い服の男の人を追って、図書館からすきまの世界に転がりこんだルウ子とサラ。
そこは”雨ふる本屋”ではなく、舞々子さんの妹・照々美さんの庭でした。
一方、”雨ふる本屋”の製本室にも、ひときわ大きなつぼみが現れて…。
「レモンの図書室」
ジョー・コットリル
933.7 母親を亡くし、ひとりぼっちで本の世界に入りこんでいたカリプソ。
ある日、本好きな転校生メイがやってきてカプリソと仲良くなっていきます。
本で培った豊かな想像力と友情を武器にさまざまな困難と向き合っていく少女の姿が描かれます。
「雨ふる本屋とうずまき天気」
日向 理恵子
913/ヒナ 私立図書館の書架の奥の方に、不思議な空間があります。
ルー子とサラの姉妹は、カタツムリに導かれて、そのふしぎな「雨ふる本屋」にたどりつきます。
「図書室の日曜日:遠足はことわざの国」
村上しいこ
913/ムラ オニとことわざ対決をすることになったももたろうたちは、遠足で、「たのしいことわざの国」という本の中に行くことに。そこで出題されることわざクイズにこたえられるかな? 日曜日シリーズ。見返しに地図あり。
「雨ふる本屋の雨ふらし」
日向 理恵子
913/ヒナ ひみつの呪文を唱えて、ふしぎな「雨ふる本屋」にやってきたルウ子と妹のサラ。舞々子さんや作家のヒラメキ幽霊さんたちとお茶をしていると、人間の夢の力から生まれた青い小鳥のホシ丸くんが、見知らぬ誰かを連れてきて…。
「図書室の日曜日」
村上しいこ
913/ムラ 図書室で遊ぼうとしていた国語じてんと英語じてんのところに、ようかい大百科から出てきたのっぺらぼうがやってきました。だれかに顔を落書きされたと泣いています。
国語じてんたちは落書きした犯人をさがそうとしますが…。
「図書館ラクダがやってくる」
マーグリート・ルアーズ
015.5
「晴れた日は図書館へいこう2」
緑川 聖司
JB913/ミド/2
「つづきの図書館」
柏葉 幸子
「雨ふる本屋」
日向 理恵子
「あたらしい図鑑」
長薗 安浩
「本の妖精リブロン」
末吉 暁子
「マチルダは小さな大天才」
ロアルド・ダール
933/ダル/16 4才ちょっとで図書館の本を読破した天才少女マチルダが、悪どい大人たちを相手に、痛快無比な頭脳大作戦を展開。横暴で高圧的な大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの痛快な仕返し物語。
マチルダは、司書のミセスフェルプスに出会って、図書館で世界を知っていきます。
イギリスの作家ロアルド・ダールの児童文学コレクション16巻にあたるため、請求記号に 16が付いています。
「晴れた日は図書館へいこう」
緑川 聖司
JB913/ミド/1
「ビッビ・ボッケンのふしぎ図書館」
ヨースタイン・ゴルデル
「ジェリコの夏」
ジョハナ・ハーウィッツ
「さびしい時間(とき)のとなり」
草谷 桂子
「すえっ子のルーファス」
エレナー・エスティス