図書館で本を借りるために、知っておきたいお得な制度




図書館を利用する目的はそれぞれですが、「本を借りる」ことは、図書館の機能の中で最もよく利用されているサービスかもしれません。

 

各自治体によって多少前後しますが、だいたい10冊前後を2週間程度借りることができますね。

 

以前も書きましたが、

図書館は「誰でも平等に知識を得られる場所」です。

 

1度に10冊もの本を借りられるのもまた、そういうことに繋がります。

 

上手に活用したいですね。

 

本は買う派 借りる派?

 

あなたは、本を買いますか?

図書館で借りますか?

 

どっち派というわけでもなく、両方を上手に使う人がほとんどだと思います。

 

図書館で借りてみて、何回も繰り返し読みたいから買って手元においておく

という人もいるでしょうし、

 

特定の好きな作家の新作は出たらすぐ買うけど、他の作家の小説などは図書館で借りる

ということもあるかもしれません。

 

自分では手が出ないような高価な本(事典や辞書など)を図書館が所有していることもあります。

 

図書館、書店、それに今ではkindleのように購入してすぐに読めてしまうネット書店もあるので、気になる本を手にするために、いろいろな方法がありますよね。

 

でも、もしあなたが本には絶対にお金をかけたくなくて図書館をフルに活用したい!というなら、今日の話は知っておいて損はないと思います。

 

図書館にない本をリクエストしよう

 

読みたい本があって図書館で借りたいと思ったけど、地元の図書館にその本が所蔵されていなかったという経験があると思います。

 

そういう場合でも、がっかりすることはありません。

 

その本をリクエストすることができます。

 

図書館でいう「リクエスト」とは、「ある本を読みたい、参考にしたい」などと思ったけど、その本が自分が利用している図書館にないとき、要求することですが、以下のような手順があります。

 



 

図書館「リクエスト」の順序

 

  1. 予約
  2. 相互貸借
  3. 購入

 

それぞれを具体的にみてみましょう。

 

予約

借りたい本が他の誰かに借りられている場合や、その図書館にはないけど、同じ管轄地域の他館にある場合は、「予約」という手続きをとります。

 

(例)分館にある本を中央図書館に取り寄せる など

 

相互貸借

同じ管轄内にある図書館がいずれも所有していない場合、国立国会図書館や、他の地域の図書館から取り寄せることができます。

 

これは、自分で手続きはできないので、カウンターで申請します。

 

購入

該当資料が予約(取り寄せ)も相互貸借もできない場合、図書館が新たに購入してくれる場合もあります。

 

また、その図書館が購入が妥当だと判断した場合は、「相互貸借」を飛ばして購入してくれる可能性もあります。

 

例えば、浦安市立図書館のホームページにはこのような案内があります。

 

浦安の図書館で所蔵していない資料は

千葉県内の図書館や国立国会図書館などから借りて提供することができます。

また、新たに購入して提供することもあります。

 

各図書館のカウンターにある「リクエストカード」に必要事項を記入してください。

電話(10:00~17:00)でも受け付けています。

資料を受け取る図書館を指定できます。

浦安市立図書館ホームページより

 

公共図書館であれば、管轄している自治体によって多少違いはあるかもしれませんが、浦安市立図書館とほぼ同じようなシステムです。

 

どういった本を購入するかの判断はそれぞれの図書館によりますが、

「この本はこの図書館にも置くべきだ。」

と判断されたものだと言えるでしょう。

 

例えば、新聞の書評などで紹介されていたのに図書館に置かれていない場合は、「リクエストカード」に、「〇〇新聞の書評(出来れば、日付や評者など詳しく)で紹介されていた。」と書けば、購入してもらいやすいかもしれません。

 

このように、借りたい本がなくても諦めないで、カウンターに相談してみてくださいね。

 

いずれにしても、このすべてのリクエストは、延滞資料があると手続きができませんので、本の返却期限はきちんと守りましょう。

 

本を借りられる図書館の選択を広げよう

 

図書館で本を借りようと思ったら、まずは一番近所にある公共図書館に行くと思います。

でも実は、利用できる図書館の範囲はもっと広いのです。

 

通学・通勤先

 

通学、通勤先の近くの図書館でも本が借りられます。

正確には、

通っている学校がある地域の公共図書館

勤務先がある地域の公共図書館

です。

 

たとえば、横浜在住で川崎に職場や学校がある場合、横浜と川崎の公共図書館で本を借りることができます。

 

出身大学

 

卒業した大学の附属図書館は、大学を卒業しても利用ができます。

「卒業生カード」を発行している大学がほとんどです。

 

ただし、卒業すれば自動的に与えられるものではなく、必要であれば自分で申請手続きする必要があります。

 

大学を卒業してもどんどん活用したいですね。

 

近所の大学の附属図書館

 

住んでいる地域に大学がある場合、その附属図書館を利用できることがあります。

18歳以上など、各図書館に条件が異なります。

国立大学は18歳以上であれば、ほぼ誰でも利用できますが、お茶ノ水女子大学は女子大なので「文京区在住の18歳以上の女性」などの条件があります。

私立大学も、地域住民に開放しているところがたくさんあります。

 

大学図書館って誰でも利用できる? 都内の国立大学附属図書館について

2018.07.09

 

生涯学習講座などの会員

 

明治大学リバティアカデミーなど、大学が実施している公開講座の会員になると、その大学の図書館を自由に利用でき、貸出が出来ることがあります。

近所の大学に興味のある講座などがあれば、積極的に活用してみてください。

 

 

ざっと例をあげただけでもこれだけ利用できます。

 

また、公共図書館であっても、旅行でその街に訪れた人に対しても利用者カードの作成や、貸出を行ってくれる図書館もあります。

 

例えば、千代田区の図書館がそうです。

 

千代田区内在住の人、

千代田区内在勤・在学の人、

それ以外の人で

以上の3区分に分けられ、それぞれ色の違うカードを発行してくれます。

貸出できる冊数にも差がありますが、それでもありがたい制度ですよね。

 



 

まとめ

 

図書館で本を借りるために、知っておきたいお得な制度

 

まとめ
  • 図書館にない本は「リクエスト」ができる。
  • 本を借りられるのは、地元の図書館だけではない。

 

図書館って本当に便利です。

でも、もちろん、なんでも受け入れてくれるわけではありません。

 

リクエストに限界がある場合もあるし、多くの人に開かれているからこそ、自分のためだけの場所じゃないという当たり前のことを理解しておく必要があります。

 

マナーを守って有効活用しましょう。

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