図書館で勉強してる? 図書館を利用するメリットと注意すべきポイント




中高生や大学生の勉強の場として人気の高い図書館。

 

家では気が散ってしまうという人や、気分転換に違う場所で勉強したい時に、図書館は便利ですよね。

 

しかし、公共図書館の場合、一般の利用者との兼ね合いから、勉強のために長時間利用することを疑問視する声もあります。

 

今回は図書館で勉強するメリットと利用する際に気をつけたいポイントをご紹介します。

 

図書館で勉強するメリット

 

まず、図書館で勉強することのメリットとはどんなものがあるのでしょうか?

 

静かな環境

 

図書館の静けさと本に囲まれた独特な環境は、自然と学習意欲を掻き立てられます。

だからこそ、集中力が必要な時にはとてもありがたい場所ですよね。

 

また、静かだけど、隣の人が紙をめくる音や鉛筆の音がするなど、ほどよい緊張感のある空間は、テスト中の教室のようです。

 

試験本番に近い環境で勉強していると、覚えたことを思い出しやすく、本番で実力が発揮しやすいという話を聞いたことがあります。

 

そういった環境づくりのためにあえて、図書館で勉強するというメリットもあります。

 

無料で利用できる

 

高校生になると、カフェやファミレスを利用して勉強している子もよく見かけます。

 

しかし、カフェやファミレスだと長時間はいられないし、日常的なこととなるとお金も負担になります。

 

図書館は、開館時間内であれば、無料でいくらでもいられるというのは、学生にとっては嬉しいことだと思います。

 



 

資料がそろっている

 

勉強をしていて調べ物をしたい時に、参考にできる資料がすぐに探せるというのは大きなメリットです。

 

これは、テスト勉強よりも論文作成のときに大きな役割となるでしょう。

 

そういった点でいえば、大学生にとっては自分の専門に特化した資料が豊富に置いてある大学図書館の方が役に立つと思います。

 

空調が整っている

 

夏場の暑い時期や、冬の寒い時期に空調が整っている図書館は、ストレスなく勉強に集中できます。

 

 

図書館を勉強で利用する際に気をつけたいこと

 

ここまで見てきたように、図書館はテスト勉強などに便利な場所というイメージがあるかもしれませんが、「自習禁止」の図書館もあるので事前に確認が必要です。

 

特に、分館などのように規模が小さくて席が少ない図書館はそういった傾向が強いです。

 

行く前に図書館のホームページを確認するか、問い合わせてから行ったほうが安心ですね。

 

また本来、図書館はそこにある本や資料を読んだり調べ物をするための場所です。

 

自分が持ち込んだ勉強道具だけで長時間利用するのは、マナー違反であり、図書館によってはルール違反となる場合もあります。

 

本来の目的のために訪れる利用者の迷惑にならないよう配慮が必要です。

 

 

市の中央図書館などの大きな図書館では、読書用の机と自習用の机が分かれていたりもしますね。

 

定期テストの前や夏休みなど中高生が多数来館しそうな時期だけ、会議室を自習スペースとして開放してくれる図書館もあります。

 

図書館で勉強するデメリットもある?

 

では、メリットと気をつけるべきポイントをみたところで、デメリットも見ておきましょう。

 

友達同士で勉強を教え合えない

 

静かな空間がメリットの図書館ですから、友達同士で分からないところを教えあったり出来ないのは当然ですね。

 

仮に友だちと一緒に来館したとしても、おしゃべりができない環境は、自然と勉強に集中しやすくなります。

 

図書館で分からないところを洗い出して、図書館を出てから教えあうなど効率よく利用したいですね。

 



 

自由に飲食できない

 

勉強しながら、飲食することはできません。

 

最近では、熱中症対策として夏の一定期間のみ蓋つきのペットボトルや水筒などが許可されている図書館もあります。

 

いずれにしても、カフェやテラスなどの飲食スペースを設けている図書館がほとんどですので、これも、勉強と飲食の時間を分けて、効率的に集中したいですね。

 

図書館で勉強されるのを迷惑だと感じる人も

 

他の利用者にとって迷惑だと思われているかもしれないというのもまた、デメリットと言えるかもしれません。

 

津村記久子著の「まともな家の子供はいない」という小説の中に、図書館で勉強するという行為を14歳の中学生が辛辣に表現する箇所があります。

 

「まともな家の子供はいない」本文より

 

セキコは本当に、図書館の机を占領して勉強している連中が嫌いでもあった。

 

大学受験や資格試験を控えていると思しきあいつらは、絶体絶命に家で勉強する場所がなくて図書館に来ているのかというとそうではなくて、ただ、対外的に勉強しているというポーズをしているとその気になって勉強するというフィードバック現象ゆえに勉強している意志薄弱な連中だとセキコは見做していた。

 

奴らが参考書とノートを開いて難しぶっているのを見かけると、その程度のもんならやめちまえ、落ちろ落ちろ、と椅子の背もたれを掴んでがたがたさせながらわめき散らしたくなるのだ

 

まとめ

 

図書館で勉強してる? 図書館を利用するメリットと注意すべきポイント

 

図書館で勉強するメリット
  1. 静かな環境
  2. 無料で利用できる
  3. 参考資料がそろっている
  4. 空調が整っており快適

 

図書館で勉強する際に注意すべきこと
  1. 図書館は本来、そこにある本や資料を読んだり調べ物をするための場所であるということの理解
  2. 本来の目的のために訪れる一般の利用者の迷惑にならないよう配慮すること

 

図書館で勉強することに賛否両論はありますが、図書館の本来の役割を理解すれば、みんなが気持ちよく利用できる場所となるはずです。

 

「図書館は本を読む場所なのだから、自習されるのは迷惑。」

という人がいるかもしれませんが、図書館は決して「本を読む場所」だけではありません。

 

すべての人の教育の場であり、平等に知識を得られる場所です。

 

例えば、ある知識を必要としている人にとって、

本を買うという行為は経済力が左右してきますが、図書館は誰でもその知識(本の内容)を得ることができます。

自分では買えない本を、図書館で探して、それを参考に一生懸命学習している人だっているかもしれないのです。

 

そういった人を追い出すようなルールは図書館としてあるべきではないし、「本を読む人が優先されるべき」という考えもまた、傲慢ほかなりません。

 

そしてもちろん、自習のために図書館を利用する人も、ルールとマナーを守って有意義に活用したいですね。

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