人気俳優・高橋一生のルーツは『耳をすませば』天沢聖司にあり?!




図書館が舞台のひとつとして描かれたジブリ作品『耳をすませば』。

 

この中で、天沢聖司の声を演じていたのは、今話題の人気俳優・高橋一生さんです。

 

実は、高橋一生さんは『耳をすませば』で天沢聖司を演じた1週間後くらいに声変わりが始まったのだそうです。

 

もし声変わりをした後であれば、天沢聖司を演じるのは高橋一生さんではなかったかもしれないし、仮にそうだったとしても、また違った天沢聖司のイメージになっていたかもしれませんね。

 

 

実は、高橋一生さんが『耳をすませば』で天沢聖司を演じるのは運命だったのでは?

と思わされるエピソードはこれだけではありません。

 

 

高橋一生さんと『耳をすませば』天沢聖司の運命的なエピソードみていきましょう。

 

『耳をすませば』の天沢聖司とは

 

『耳をすませば』は、宮崎駿がプロデュース・脚本・絵コンテを担当し、近藤喜文が監督を務めたジブリ作品(1995年7月15日に公開)です。

 

 

 

原作は、少女漫画雑誌「りぼん」で連載されていた柊あおいさんによる同名の作品で、1990年にコミックス化されています。

 

 

進路に悩む中学3年生の月島雫と、夢を追いかける天沢聖司の甘酸っぱい青春をさわやかに描いたスタジオジブリの名作です。

 

スタジをジブリ「耳をすませば」より

 

主人公は、読書が大好きな月島雫。

 

父が勤める図書館に足しげく通い、さまざまな本を読んでいます。

 

『耳をすませば』 雫のお父さんは司書ではない?本業は何?

2018.06.20

 

自分が読む本の貸出カードにいつも「天沢聖司」の名前があることに気づき、誰かも分からない彼に想いを巡らせていきます。

 

 

天沢聖司もまた、読書好きです。

 

いっけん、”読書好き”というふたりの共通点がお互いを引き寄せたように見えますが、聖司は雫が読みそうな本を先回りして片っ端から読み、図書カードに名前を残しておくことで自分の存在を雫にアピールしていたのです。

 



 

天沢聖司 ヴァイオリン職人の夢

 

聖司は、ヴァイオリン職人になるという夢を抱いています。

 

祖父が経営しているアンティークショップ「地球屋」の2階でヴァイオリン作りの修行をしています。

 

夢のため、中学卒業後は高校に進学せず、イタリアでヴァイオリン職人の修行をしようと考えています。

 

親に反対されながらも夢に向かってすすむ聖司の姿勢に、雫は多大な影響を受けます。

 

スタジオジブリ「耳をすませば」より

 

高橋一生さんが天沢聖司になるまで

 

高橋一生さんは、児童劇団に所属し、子役として10歳で映画デビューします。

 

しかし、1年後に劇団と子役としての活動をやめてしまったといいます。

 

その後、中学3年生の時に児童劇団から宮崎アニメの声優オーディションをすすめられたことで活動を再開します。

 

そのオーディションに見事合格し、天沢聖司を演じることになりました。

 

映画「耳をすませば」劇場パンフレットより

 

 

『耳をすませば』公開時の舞台あいさつで、高橋一生さんは、このように話しています。

 

 

声の出演というのは、今までに何回かやっていて、スタジオジブリの作品では『おもひでぽろぽろ』にも出ています。

 

今回の天沢聖司という役を演じて、目からウロコが落ちた感じです。

 

いまの時代、日常っていう繰り返しの中で、目に見えなくなっていくものが山ほどあって、実はその中に、何か素晴らしいものが隠されているんだなって気がつきました。

 

天沢聖司の仕事をやってみて気が付いたのは、一生懸命というのは、すごいかっこいいことで、信じてまっすぐ進むというのは、決して恥ずかしいことではないということでした。

 

それと、まだ出会っていない「ぼくの雫」との出会いを楽しみにしています。

 

 

中学生ながら、将来の目標をしっかり持ち、夢を追いかける天沢聖司はとても大人びた印象でしたが、それを演じた高橋一生さんも同じく、当時15歳でした。

 

そして、その1週間後に声変わりが始まります。

 

天沢聖司が高橋一生さんに残したこと

 

高橋一生さんは、この時に天沢聖司を演じたことがきっかけで改めて俳優になろうと思い、活動の場を広げていったとのことです。

 

数々の映画やドラマに出演し、2015年のテレビドラマ『民王』で演じた秘書・貝原茂平役でブレイクしました。

 

そして、高橋さんを改めて人気俳優の座に押し上げた、ドラマ『カルテット』では、ヴィオラを弾く高橋さんの姿が天沢聖司と重なり「まるで大人になった天沢聖司だ」と話題を呼びました。

 

バイオリンを弾く天沢聖司(「耳をすませば」より)とヴィオラを弾く高橋一生(「カルテット」より)

 



 

まとめ

 

高橋一生のルーツは『耳をすませば』天沢聖司にあり?!

 

まとめ
  • 「耳をすませば」の天沢聖司と、声を演じた当時の高橋一生さんは15歳の同い年
  • 「耳をすませば」で天沢聖司の声を演じ終えたわずか1週間後に声変わりをし、天沢聖司のイメージと離れる
  • しかし、天沢聖司を演じたことで、高橋一生さんは再び表舞台に復帰
  • 22年の時を経て、ドラマ「カルテット」でヴィオラを弾く姿がまるで「リアル天沢聖司だ!」と話題になる。

 

 

確かにヴァイオリンの形に似たヴィオラを弾く高橋一生さんを見ると、

「天沢聖司が修行を終えて、イタリアから帰って来たのか!」

と感慨深い気持ちになります。

 

今後もまた、高橋一生さんの姿に、天沢聖司の今の姿が垣間見えるようなことがあれば『耳をすませば』のファンとしては嬉しいなと思います。

 

これからも、高橋一生さんの活躍が楽しみです。

 

 

「俳優・高橋一生さん、本名陽子さん(ことば抄)」03『らうんじ』朝日新聞夕刊. 1995.7.25

「高橋一生 変幻自在な演技力と大人の色気で客を引き込む」『特集Ⅰ 2016年をにぎわせるニュースな人たち100』日経エンタテインメント!2014.04

「「地に足付けて」ーー今がその時、デビュー四半世紀を経て大ブレイク」」『ニュースの顔』日経エンタテインメント!2017.05

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